マイケル・ルーが世界にデビューし日本に紹介されてから30年以上がたちます。
この間に多くの作家が現れ、そして、忘れ去られました。幾多のアート出版社が様々な画風の作品を制作し、大々的に宣伝し、市場を盛り立て、高額で取引する華やかな時代を築きました。しかし、やがて魔法から醒めたように市場は落ち着き、画家も作品も消耗品ののように使い捨てられ、夏の花火のように姿を消してしまいました。美術の世界は一見華やかに見えますが、同時に、人の心を揺り動かし真に評価される作家と作品でない限り生き残れない実力の世界でもあります。
マイケル・ルーが独自の画風を引っ提げてニューヨークアート博覧会に登場した時、先ずヨーロッパとアメリカの美術専門家から高い評価を受け、殆ど同時期に日本にも紹介されて地道な本格的なプロモーションがスタートしました。
彼の作品は観るものには幼児画のように分かりやすく、しかし、どこか郷愁に似た不思議な感覚を与え、安らぎや幸福感を心に満たします。この独特の雰囲気は決して小手先の技巧によるのではなく、マイケル・ルーが全身全霊を以って表現の世界に躍動することで生まれるものです。ルーの精神と肉体のエネルギーが多くのファンの感動を呼び、何年経っても衰えることのない人気と支持を受け続けています。
2012年にコンピュターグラフィックス手法をいち早く取り入れた版画作品、ルーグラフを発表し、日本だけでなく世界へ発信するためにマイケル・ルージャパン(MLJ)を設立しました。MLJはルーグラフに留まらず、セリグラフ、水彩、油彩、アクアティントなど膨大なルー作品の販売と著作権管理も同時に行い、ファンへのサービスに努めています。